2012年6月アーカイブ

パソコンの買い換え

先日スリープやスタンバイについて一丁前に語りましたが、実は使わないときも含めて四六時中電源を入れっぱなしにしている家人のPCがあります。
 その理由を聞くと......「無線LANが切断されて、再起動しなければ接続出来ないから」という答えが返ってきました。私も一応見てみましたが、復帰すると何故か切断されます。一応設定をゴチョゴチョといじれば接続はしますが、そのゴチョゴチョはかなり面倒な上、時間がかかりますので、再起動の方が早く接続出来ます。切断されないように設定出来れば問題なのですが、それは何をどうしようとも出来ませんでした。

 そんな状態が数年前から続いていましたが、その間の電気料金は......えっ!?......KYUUMANNENNWOKOETEIRU?......キュウマンエンヲコエテイル?......9万円を超えている......。

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 どのみち2004年製XPのパソコンで、「重い重い」と文句も言っていることだし、省エネも兼ねれられますので、家人にマルチコアのVistaを5万円で下取りに出し(売り)ました。(このあたりは家族内でもシビアです)
 元のPCで使っていた有料ソフトはエクセル・ワードぐらいで、ATOKすら入れていませんので、PCの買い換えは苦にしていないみたいです。

 で、そのPCに変えた結果、使っていない時間はスリープで殆ど電力を消費していないため、消費電力は大幅に低下し、電気料金は1日4時間使っていると仮定しても1500円/月が160円/月になり、差額1340円/月の電気料金を節約することが出来ました。って言うか、何故今までメスを入れなかったのか!?嗚呼9万円......。

 因みに私が使っているメインのPCもXPでしかもPen4なのですが、買い換えられずにいます。
 PCだけを見れば間違いなく買い換えるべきなのですが、有料ソフトを多くインストールしている上、その全てがウインドウズ7には対応していません。それらを全てウインドウズ7対応アプリに買い換えるとなると、それだけで10万円近くかかってしまう上、使い勝手が異なる物が多いので、それの対応に時間がかかりそう。と言うことで、まだ踏み切れていません。
 XPのサポート切れギリギリまで粘って、ウィンドウズ8にジャンプアップしようかな、と思案中です。尚、エクセルとかATOKとかをインストールしていないサブのPCではウィンドウズ7とかが稼働中です。

冷蔵庫の集約

 我が家には20年ほど前から冷蔵庫が2台ある生活をしています。当時は200リットル前後の冷蔵庫2台を動かしていましたが、1台は15年前に、もう1台は13年前に買い換え、それ以降は225リットルと345リットルの2台を使い続けて現在に至ります。
 ところが、家族構成が変わって(減って)いるにもかかわらず、漫然と2台使い続けていました。そこで、消費電力効率の良い方(345リットル)一台に集約し、もう片方の冷蔵庫はお役御免にすればいいのではという思いで、家人に提案しました。
 すると家人は「(古い方の)冷蔵庫には殆ど入っていないからすぐに出来るよ」と言ってはくれたのですが、冷蔵庫は兎も角、冷凍庫はどう考えても無理な感じが......。しかも、この提案は昨年から数回しているのですが、庫内の状況は相変わらずで、いつになったら実行できるのやら。
 と思っていたら、つい数日前に漸く集約することが出来ました。訊けば古い冷凍食品(変色・霜付き等々)を数点処分したとのこと。もっと早く見直してよ~

 さて、大きい方の冷蔵庫一台に集約した場合、どれだけ電気料金が安くなるのでしょうか。小さい方の冷蔵庫を3月末に測った時点では約1050円/月(因みに大きい方の冷蔵庫の消費電力もほぼ同じです)でしたのでその金額分節約できると踏んでいましたが、6月上旬に測ると約1360円/月と約1.3倍に増えてしまいました。
 よくよく考えれば、外気が暖かいほど、庫内を冷やすために電気を食うのは当たり前で、夏と冬では倍違うとも言われています。間を取れば1200円/月ですので、結構大きい数字ですね。

 もしこれを買い換えるとすればどうなるでしょうか。消費電力が低めで冷蔵庫の価格が安いものをピックアップした中では、意外と家電量販店でもネットショップでもないスーパーで売っている物が一番安いものでした。
 440リットルとやや小柄ですが、現在使っている冷蔵庫よりは大きいですし、消費電力は500リットル超の冷蔵庫の超省エネタイプと同等の230kW/年に抑えられていて、且つ価格は9万円とそこそこのお買い得となっています。当然、ドアの数は少ないですし、特殊な機能はありませんが、あくまでも消費電力をメインに考えているため仕方がありません。
 その冷蔵庫は仕様通りの消費電力(設置状況・開閉回数・外気温・庫内温度設定等々で大きく変わります)なら480円/月のランニングコストで済みます。そのため、1920円/月(1200+1200-480)も抑えることが出来ますので、3年11か月で元をとることが期待出来ます。但し容量は570リットルから440リットルに減りますが。

 尚、この計算は古い2台を1台に買い換えた場合の計算であり、1台に集約したあとに買い換えた場合は720円/月の節約にしかならず、元を取るまでに10年5か月かかります。
 とは言え、新しい方の冷蔵庫で13年、古い方の冷蔵庫は15年使っていますので、省エネの観点からも、耐用年数の観点からも買い換えた方が良いのでしょうが、さてどうしたものでしょう。
 因みに古い方の冷蔵庫は目下リコールの無料点検受付中です。しかも2箇所です。メーカーが買い換えクーポンでも出してくれたら即買い換えるのに......。

固定価格買取制度3

 少し前に「太陽光発電を分譲マンションで設置することは可能」だということをお話ししましたが、そもそも何故その考えに至ったのか、と言うことをお話ししたいと思います。

 その理由は、「集合住宅のオーナー」が固定価格買取制度を利用することが可能だということを知ったからでした。それだけなら一見関係なさそうですが、もしかしたら分譲マンションの管理組合でも固定価格買取制度を適用させることが出来るのでは、という疑問が湧き、そのことを調べました。

 結論から言えば出来ます。しかも、住宅用など10kW未満のパネルを設置した場合は余剰分を10年間買い取る方式な為、一般家庭では太陽光パネルで発電した電気の半分程度しか売ることが出来ませんでしたが、10kW以上のパネルを設置した場合は20年の全量買取となっています。
 つまり、昼間にどれだけ電気を消費しても太陽光パネルで発電した分はそれ以上の単価で買い取ってくれることになります。しかもその期間は20年。
 補助金などに制限がかかりますが、仮に補助金が一切受けられなかったとしても、それを補って余りあるメリットがあります。

 家庭用の場合10年でほぼ設置費用分が回収できるという話をしましたが、10kW以上のパネルを設置した場合、それよりも短い6~9年で回収できます。つまり、設置費用に400万円かけたとしても、20年の間に900万円~1300万円の買電収益を上げることが出来るのです。
 そんなに儲かるのなら太陽光発電事業に挙って参入するのでは?と考えてしまいますが、太陽光パネルを設置する場所土地の買収・賃貸費用や保守管理費用は結構馬鹿になりませんので、収益性を見極めるのが難しいところがあります。その点分譲マンションなら場所はありますし、管理も管理業務の一環になりますので、あとは保守費用だけを考えればいいのです。尚、企業においても、自社の空いている屋上や暫く使う予定のない遊休地があるなら、十分元が取れると思いますよ。

 という話(主に下線部分の内容)を管理組合の総会で語ったのですが、何故か管理会社がイチャモン(数百の分譲マンションの管理業務をしているが、検討しているのは数件、しかもいずれも設置費用がネックになって前例がないという理由)で難色を示されました。一方の管理組合にしても、事前に話をしていなかった所為もあり、全く手応えがありませんでした。
 設置をすれば管理費の収支改善にも寄与すると考えていますので、今後も引き続き働きかけるつもりです。ただ、今年の固定価格買取制度の買い取り価格は42円ですが、時間をかけすぎるとそれが引き下げられる公算が大きいですので、急いても事を仕損じない手順で頑張ってみます。
 頑張れるんだろうか......。

 個人的には20年という期間は長すぎると思っているんですけどね。数年後には太陽光発電促進付加金が電気料金の10%以上を占めるような気がしてならないからです。実際、7月から始まる固定価格買取制度のおかげで、一般家庭の太陽光発電促進付加金が早速100円以上加算されることが決まっています。
 既に受理されている固定価格買取制度の期間の短縮や価格の引き下げなんて出来ないですから、今後の固定価格買取制度の条件と太陽光発電促進付加金のバランス取りが難しいでしょうね。

時間帯別電灯の検討2

時間帯別電灯の検討

 この夏の電力需給の逼迫を緩和するための処置として、ピーク抑制型季節別時間帯別電灯(電力会社により名称は異なります)を導入しました。これは前回お話しした時間帯別電灯の発展版で、夜間はそのままに、夏季(7~9月)の13時~16時の電力量料金を従来の2倍に引き上げる代わりにそれ以外の時間帯を少し割り引くというプランです。
 実はこれ、普通に生活していると、ほぼ100%時間帯別電灯より電気料金は値上がります。夜間に電力使用の多い我が家の場合でさえ、年間電気料金は時間帯別電灯に比べると2.7%増に、従量電灯と比べても2.5%増になります。

 ではどうすれば電気料金を下げることが出来るのでしょうか。ズバリ13時~16時に電気を使わないことです。照明は勿論、テレビも消します。当然、掃除・洗濯などは以ての外です。
 しかし、冷蔵庫やエアコンはさすがに3時間も止めておくと庫内の食品や身体に悪影響があるのではないかと危惧しそうです。しかし、冷蔵庫は開け閉めをしなければ3時間くらいはもちますので、13時なったらコンセントからプラグを抜いて3時間待ちましょう。
 一方のエアコンですが、13時の直前までガンガンに冷やし、13時に停止してその余熱(余冷?)で凌ぎます。そして、16時に再び電源を入れましょう。それをするとピーク抑制型季節別時間帯別電灯でも安くすることが出来ます。

 と、ここまで机上の空論を申し上げましたが、その上で懸念が2つあります。

 1つはみんながこの節電方法を取り入れると16時に使用電力が跳ね上がり、電力供給が追い付かず、大規模停電に発展する可能性があります。
 と不安を煽ってみましたが、それが原因で大規模停電が起こったり計画停電が拡大することはないと思います。なぜならば前回もお話しした通り、この手の電気料金メニューは基本料金が高いため、このプランに挙って変更するとは考えにくいからです。
 実際に電力会社の試算ではこのメニューによる節電効果は数千kWと、電力供給量の僅か0.01%ほどに留まると見ています。やはり電力会社の節電(電力需要の分散)に対する本気度が見えませんね。
 私が料金体系を見直すならスマートメーターの設置という初期投資は必要(全部の電気メーターを一気に変えると莫大な費用が必要ですが、希望者or順次更新ならそれほど高くはない)ですが、もっと弾力的で公平(平等ではないです)で持続可能な料金設定をしますけどね。

 因みにあと1つは、16時以降に電源を入れたエアコンや冷蔵庫の負荷がかかるため、トータルで見た場合の電力使用量は増えてしまう(※)ということです。電力使用量は増えてしまうとその分電気料金の削減幅が減少してしまいます。果たして時計と睨めっこしながらの神経戦が電気料金に見合うのかどうか......私は割に合わないと思います。

※熱量保存の法則上、電気を切断している時間が長いほど総電力使用は少なくなると提唱している方がいますが、それは間違いです。特にエアコンはヒートポンプが進化したこともあり、外気温と室温によって効率が大きく異なります。

PCの待機電力

 PCを使わないときは普通は電源を切りますが、中にはスリープやスタンバイ状態(以下スリープ)にしたりしている人も思います。どちらにしろ使わない間もアイドル状態にしているのは電力の無駄遣いですからね。

 ところで、「PCの立ち上がりに大量の電気を消費するので、スリープの方が良い」という意見がありますが、果たしてそうでしょうか。

 結論から言えば特に大量には消費しません。確かにアイドル時と比べたら消費電力は多いですが、それでも(PCの構成が一般的なものなら)アイドル時と比べて2倍程度の消費電力です。しかも余程重いPCでもない限り1~2分で起動します。
 もし、その程度の電力消費すら惜しいというのであれば、5分間PCを使う時間を短くすれば十分元が取れます。また特に動画編集(場合によっては再生)の方が処理(視聴)時間も消費電力も多いですので、それを控えるのも手です。

 その一方、起動時はHDDが消耗するので、スリープ方が良い、というのであれば、それは理に適っていると思います。それに電源を切るまでと起動までの待ち時間に比べて、スリープまでとその解除までの待ち時間の方が遙かに短いというメリットもあります。
 但し、万一停電になった場合は作業中の内容は保存されていません。(ハイブリッドスリープモードを除く)
 基本的にはスリープを使い、OSの更新など、再起動が必要なときには休止を使うなど、使い分けると便利に使えるのではないでしょうか。

 ところで、スリープだろうが休止だろうが、殆どのPCでは待機電力が発生しています。少ないものなら待機電力が0Wと無いものもありますが、多いPCだと7Wもあるものがあります。また、その待機電力はスリープ時よりも電源オフ時の方が何故か多いものが存在します。PCの待機電力はメーカーのPCなら仕様を見ればわかりますが、自作なら計測器なしにはわかりません。
 もし待機電力が多そうだと感じているなら、そのPCのプラグをコンセントから抜いたり、電源スイッチをも自作してしまいましょう。

 但し、PCを通電状態にしていないと筐体内のボタン電池を消耗します。電池切れになるとBIOSが初期化されたりして、時計が狂うだけでだけでなく、PCが起動しませんので、注意が必要です。
 尤も、ボタン電池の交換はメモリー交換並みに簡単ではありますし、電池も数年保ちますので、それほど手間ではないのですが、いざ起動しない状態に陥ったときに、冷静に原因が電池切れだということを把握出来なければパニックに陥ります。
 それに、その時のために予備の電池(CR2032)を用意する必要があります。まあ、仮に電池が無い場合でも、通電後暫く放置すれば起動することは出来ますので、騙し騙し使うことも出来ますが、その場合、起動の度にいちいち時計を合わせる必要がありますよ。

テレビの待機電力

 テレビやHDDレコーダー等にあるクイック起動(メーカーによってはクイックスタート・高速起動などの名称になっています)機能はどうしていますか?
 その機能をオンにしていると電源入力後すぐに画面が現れたり、再生がすぐに可能になったりと待ち時間なく使うことが出来ます。

 ところが、この機能を常時オンにしているととんでもなく電気を喰ってしまいます。どれだけ消費電力が必要になるのかはメーカーや機種により大きく異なりますが、15W~50Wを必要とします。仮に24時間クイック起動状態にしているとそれだけで1か月の電気料金は270円~900円もかかってしまいますので、出来れば常時オフにしておいた方がお得です。
 オンの時に比べると画像が出るまで数秒、HDDが使えるようになるまで10~30秒待たなければいけませんが、待機電力を大幅に削減することが可能です。その少しの時間をそれだけ払うだけの価値があるかどうかは人それぞれですが、少なくとも私は待ちます。どうせその間ぼーっと待っているだけではないですので。
 もし、どうしてもクイック起動を使いたいというのなら、せめて時間帯指定をして、電源をオンにするであろう時間帯だけクイック起動をオンにするべきだと思います。

 尚、番組表取得の機能に関しても、必要なければオフの方が好ましいでしょうが、録画機能の付いているテレビやHDDデコーダーで録画予約をしているなら、オンに設定する方が良いでしょう。
 オフの状態では番組の延長・繰り下げが発生してしまうと、その変更に対応することができません。それに番組表取得中(1日数回を数分間:機種により異なります)だけのものですので、仮に24時間番組取得機能をオンにしたままでも、その電気料金は数円/月~数十円/月(多く見積もっても50円?)程度で済みます。
 番組の延長・繰り下げにより、1か月に1回録画を失敗するリスクを考えると、保険料としては決して高くはないでしょう。

 ついでにもう一言。殆どのテレビには通常の電源(リモコンで操作する電源)以外に主電源(テレビ本体の電源)があります。当然主電源を切った方が待機電力を減らすことが出来ます。と思っておられたら実は大間違いです。
 確かに減ることは減りますが、主電源を切っても待機電力がゼロにならない機種が大半です。それどころか、主電源を切っても待機電力が変わらない機種もあります。
 もし、どうしても待機電力をゼロにしたいのであればコンセントからプラグを抜かなければなりません。しかし、2円/月(待機電力1.1Wの場合)程度の節約のためにテレビをオフするたびにコンセントからプラグを抜くのは利便性を大きく損なうと思います。ここは素直にリモコンで電源を操作した方が良さそうですね。

エアコンの電気料金

 我が家のエアコンは冷房・暖房機能がついていますが、基本的には冷房しか使用していません。暖房はリビングの石油ストーブで賄っています(ストーブに関しては別の機会に書きます)ので、私の部屋の場合、外気温が氷点下の時で漸く使うか使わないか、といった感じです。
 但し、リビングから一番遠い部屋は角部屋ということもあり、流石に冬場は週数回程度使っているみたいです。

 ところで、この冷房が厄介で、昨年の夏場のピーク時では10000円/月が冷房の電気代として費やされていました。因みに過去5年の領収書を見てみますと、10000~13000円が冷房の電気代として費やされているようですので、やや安くなっている感じさえします。
 一応補足しておきますが、エアコンの設定温度は27°~28°、睡眠中の設定温度に至っては29°~30°ですので、決して設定温度が高いわけではありません。

 リビングのエアコンの冷房時COP(成績係数)は4.83とそれほど悪くはなく、その他の部屋の冷房時COPは5を超えていますので、現在発売されている高性能機種(5.2~4.8)と比べても遜色はありません。まあ、APF(通年エネルギー消費効率)は5.4、その他の部屋は4.8ですので、同(6.7~6.2)と比べると多少劣りますが。
 それに、いくらそこそこ効率の良いエアコンだとしても、使用している時間が長いので消費電力が多いのは仕方がないとは思っています。

 
 さて、これは買い換えるべきか、と考えましたが、結論から申しますと、買い換えるべきではないと言う結論に達しました。
 一番使うリビングのエアコンの電気料金は11000円/年ぐらいなのですが、APF6.5の機種に買い換えたところで9100円/年ぐらいまでしか下がりません。その差額は1900円/年です。
 2.8kWタイプの機種代金60000円に工事費が10000円だとしても元を取るまで37年もかかります。冬にエアコンを使うならもう少し考える余地はあるのですが......。

 ではリビングから一番遠い部屋のエアコンは暖房も使うのでまた違った結果が出るのでは、と思うのですが、稼働時間が一番少ないため、電気料金は11500円/年程度です。一応、こちらの方がAPFが少し悪いので、APF6.5の機種に買い換えたとすると8500円/年ぐらい下がり、その差額は3000円/年とリビングのエアコンよりは効果はあります。
 それでも、2.2kWタイプのエアコン購入代金が50000円、に工事費が10000円だとしても元を取るまで20年もかかります。

 どちらにしても壊れるまでor不具合が発生するまで使った方が良さそうです。
 但し、これはあくまでも我が家のエアコンと現行機種との比較しての話ですので、APF3程度のご家庭なら、エアコン分の電気料金が半減しますので、検討の余地が十分あるでしょう。
 また、我が家においても、今後APFが9とかの機種が出て、且つその機種価格が現状維持である場合や、電気料金が倍以上に跳ね上がったりするようなことが生じれば、再検討する必要もあります。

全光束と器具光束と照度

 前回の照明の回でLEDシーリングライト(以下単にLED)を選んだ旨を語りましたが、「何故LEDを選んだの?LEDって全光束が小さいから暗いんじゃないの?」と、特にこの手のことを調べている人ほど疑問が湧くと思います。確かに色んなサイトでも、「LEDは全光束が小さいので省エネではない」とまで断言されているところも結構あったりします。
 果たして本当にそうなのでしょうか。

 メーカーが示している仕様の全光束はLEDの方が低く、発光効率はスパイラス管のおよそ110ルーメン/W、ツイン管のおよそ105ルーメン/W、従来管でもおよそ90ルーメン/Wなのに対して、LEDは(少し幅が大きいですが)60~90ルーメン/Wぐらいとなっています。
 これだけを見れば確かにLEDの方が省エネではないでしょう。

 ところが、全光束という定義は蛍光灯とLEDでは大きく異なり、蛍光灯の場合は蛍光管から発せられる光の量を表し、LEDは照明器具から発せられる光の量を表しています。これだけを見れば「似たようなものじゃないの?」と思ってしまうかも知れませんが、実は大きく異なります。
 蛍光灯の場合、蛍光管からの光は放射状に360°に放たれます。ところが上方向に放たれた光は反射板で反射はするも、そこでいくらかの光が吸収されます。更に反射した光や直接放たれた光が蛍光管に当たったり、蛍光管を支える器具でそもそも光が放てなかったりで、光がどんどんと吸収されてしまいます。
 更に、シーリング・ペンダントにかかわらず、カバーがついていることが殆どで、その大半は蛍光管を直視できない構造になっています。そのため、そのカバーによって更に光が吸収されることになります。

 そのため、実際に照明器具の外に放出される光の量は全光束の70%程に落ちてしまいます。因みに照明器具の外に放出される光の量のことを器具光束といいます。しかも、省エネだと謳われているスパイラル管は半ば管がうねうねと長いせいなのか、器具効率(器具光束÷全光束)が悪く、中には器具効率が50%を割る照明器具もあります。
 一方のLEDは光源が全て外側に向いているため、ロスとする光は殆どありません。そもそも先の説明の通りLEDの全光束は照明器具から発せられる光の量、つまり器具光束とイコールなわけです。
 LEDと蛍光灯の全光束と器具光束を正しく理解すると、LEDが省エネでないことは正しくないことが証明されます。

 ところで、全光束は殆どの商品に表示されていますが、器具光束は全く表示されていません。パナソニックなどの一部のメーカーの一部の照明器具は製品情報ページの奥深くまでくぐっていくことで見ることが出来ますが、ハッキリ言って複数の製品を比較するにはあまり有益ではありません。
 何故なら器具光束がわかったところで、実際の明るさ(照度:ルクス)の情報(照度分布)は更に限られるからです。比較したい照明器具双方に照度分布がわかる可能性は金のエンゼルを当てる確率より低いのではないでしょうか。

 ですので、一番手っ取り早い方法として、売場で見比べることです。但し、見比べると言っても照明機器を単に見るだけでは放たれる光の明るさがわかるだけで、照らされるものの明るさがわかるわけではありません。また、単に照度測りたくても他の照明器具(天井の蛍光灯を含む)をすべて消すなんてことは出来ません。そんなことしたら店員に追い出されかねません。しかし、それを解決する方法があります。
 その方法は、紙や白地のパンフレットなどをその照明器具から一定の距離を空けて、紙を照らしてみることです。その紙の明るさを比べることである程度照度がわかりますし、紙の位置(照明器具からの角度)を変えることにより、光の広がりも把握できるでしょう。ついでに照明器具からではない、物が照らされる光色(色味)もわかる効果があります。もし隣の照明が邪魔なら、それは消してしまっても大丈夫です。
 但し、1つの店で比べられないときは基準になる照明器具を選んで比較する必要があります。

 尚、こんなことを家電量販店で行うと、店員が話しかけられたり、ジロジロと見られたりと鬱陶しい思いをすると思いますので、ホームセンターをメインにして比較することをお勧めします。
 因みに私はそんなことをしたりして確かめた結果、LEDシーリングライトの購入に至っています。LEDシーリングは蛍光灯に比べて光が淡いため暗く感じますが、照度はその割りに確保されていることがわかったからです。

固定価格買い取り制度2

 前回「太陽光発電を分譲マンションで!?」ということだったのですが、実は可能です。
 本当は別の考え(これは別の機会に記事にします)を持っていたのですが、どうもそれが諸事情で難しいとのことで、芳しい回答を得ることが出来ませんでした。それならば、ということで、次の考えとして浮上したのが今回お話しする内容なのです。

 分譲(場合によっては賃貸を含む)マンションにお住まいの方ならご存じだと思いますが、管理費や修繕積立金、車をお持ちの方は駐車場使用料というものを毎月払っています。中には自転車置場使用料といったものもあるでしょう。
 それ以外にもルーフバルコニーの付いている住居にはルーフバルコニー使用料というものが支払われています。ルーフバルコニーのついている住居は他の同タイプの部屋と比べて3~5%高い価格設定にもかかわらず毎月別途使用料を払っています。それは何故でしょう。
 実はルーフバルコニーは『専用使用』をしているだけで、実は『共用部分』なのです。ベランダなどと一緒ですね。
 ただ、ベランダは基本的に全ての部屋に付帯していますが、ルーフバルコニーはごく僅かの住居にしか付帯していません。ですので、ベランダの数倍の広さのルーフバルコニーを専用使用できる権利を使用料という名目で管理費の足しにしているわけです。尚、販売価格自体が高いのは人気がある=高値で売れる=他の住居を少し安くできて値頃感を演出できる、という販売戦略の問題です。

 で、漸く太陽光発電の話なのですが、屋上も共有部分です。なので、それに使用料を徴収して貸すという形に出来ないか、と考えたわけです。中規模(50戸)ぐらいのマンションなら、4kWを5~10世帯分置けますので、1戸あたり2000円/月の屋上使用料を設定すると、月1~2万円くらいの収入になります。
 この仮の価格設定を小さいと取るか大きいと取るかはマンションのオーナーや管理組合の受け取り方次第ですが、使用料の価格設定が高くなると総投資額に対する効果が薄れてしまいます。それに屋上を遊ばせておくくらいなら、と私なら考えます。ついでに階下の住居の屋根が直接太陽に当たる面積が減りますので、その分夏のクーラーの電気代が節約できるというメリットがあります。

 ただ、私が話し下手な所為なのか、議論することなく「ああそうですね」ってな感じで話が終わってしまいます。管理費の残高が目減りしていく中で危機感が無いのでしょうか。

固定価格買取制度1

 太陽光発電による再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して、買電を考えておられる方もいるでしょう。太陽光発電は夏の電力消費のピークを補うという社会的貢献の側面だけでなく、買電でも得をする個人的メリットも存在します。というよりも、社会的貢献だけのために(家庭用で一般的なユニットの場合)百数十万円も無償で投資する人なんて皆無でしょう。

 どれくらい得をするのかは様々な諸条件により異なりますが、4kWの太陽光発電システム一式を160万円(この価格は特段安くはないです)で設置する場合、補助金14万円を引いた146万円が実質負担となります。
 で、どのくらいで投資額を回収できるのかというと、余剰買取分を50%と見積もった場合、10年2か月で黒字(発電を電力使用に回した分はその電気料金分を利益と見なします)になります。昼間に全く電気を使わなければ、全ての電力を42円で買い取って貰えますので、8年2か月で黒字にすることが可能となりますが、そんなわけにはいきませんので、現実的な数字で見積もっています。
 尚、この回収期間は金利などを考慮していませんので、あくまでも目安です。

 当然、もっと安い業者に頼めば実質120万弱で設置でるところがありますし、自治体によっては個別に補助金を出してくれる(私の知る限りでは1kWあたり7万円)ところがありますので、上手くいけば実質90万円で設置可能となります。そうなれば回収期間も6年3か月と短縮します。更に更に好天に恵まれれば......という皮算用は兎も角として、10年でほぼ元が取れるということを考えれば、悪い投資ではないと思います。
 また、11年目以降の余剰電力の買取が仮に二束三文になったとしても、昼間の電力使用を太陽光発電補えますので、電気料金を半減させ続けることが出来ます。

 ところで、我が家は分譲マンションです。「えっ?集合住宅に太陽光パネルなんて設置できないのだから、このサイトの理念(我が家で省エネ・節電に関して検討・実施をした事例の公開)に反しているのではないか?」と思いの方もいらっしゃるでしょうが、実はそうではありません。このあたりのカラクリは次回の記事で明らかにしたいと思います。

冷蔵庫の節電

 家庭での消費電力の約1割を占めるといわれているが、冷蔵庫です。最近発売されている冷蔵庫は10年くらい前に比べると消費電力が40%~70%程減っています(仕様ではそれほど減っていないように見えますが、2006年の計測方法の改定で算出方法が大きく変わっています)が、ここ数年だけを見るとあまり減っていません。
 それは省エネが頭打ちになりつつあることと、庫内容量を増やすため(冷蔵庫自体をスリムにするため)に断熱材の厚みを薄くしていることが上げられます。

 また、省エネが進んでいるのは500リットル超の大型冷蔵庫で、中小型はあまり進んでいなかったりします。ですので、300リットル台の冷蔵庫は軒並み500リットル超の冷蔵庫より年間消費電力が多かったり、単身用の100リットル前後の冷蔵庫が500リットル超の冷蔵庫と同じ消費電力だったりします。あと、メーカーや機種によってはお買い得な冷蔵庫もありますので、それ以外の機能がいらないのであれば価格・容量・消費電力だけを比べると選択しやすいです。

 
 ところで、買い換えずに冷蔵庫の消費電力を減らす方法として、数年前から節約生活番組などで取り上げられている冷蔵庫用ビニールカーテンがあります。理論としては「庫内の冷気を逃がさない」とそれなりに正論が述べられていますが、デメリットが全く語られていません。

 まず、ドアポケットの飲料等を冷やすのに時間がかかってしまうことです。折角ドアポケットまで冷気が循環する構造になっているのに、のれんのおかげで冷気がシャットアウトされてしまいます。
 また、のれんが邪魔になり、食品の出し入れに時間がかかることです。確かにカーテンより内側の温度変化は小さいですが、カーテンの外側の温度変化は大きいため、ドアポケットがいっそう冷えない原因になります。
 更にのれんが視界を邪魔することで庫内の食品を見落としたりして放置され、最悪腐らす原因になってしまいます。庫内の食品を常にリストアップするのなら良いですが、そんな手間をかけている家庭はまず皆無でしょうし、チェックするために(庫内のものを全部外に出したり、開けっ放しにして)棚卸しをしようものなら本末転倒です。

 ですので、私はビニールカーテンは付けるべきではないと考えています。但し、庫内に保存している食品点数が極少量なら、先に述べたデメリットが無くなりますので、メリットがありそうですが、そういう冷蔵庫って開け閉めの回数も少ないですので、あまり意味が無さそうです。

 
 そんな小手先のテクニックで効果があるのかないのかわからないことをするくらいなら、設置場所を見直しましょう。側面は2センチ、背面は10センチの空間を開け、上部には物を置かない。それをするだけで20%以上改善するケースもあるようです。
 尚、我が家では片側の側面のみスペースを作ってみましたが、2%弱しか削減しませんでした。しかも、環境が一定ではない(気温・開閉回数など)ので、誤差の範囲ですらあります。
 とは言え、一応側面は2センチ隙間があれば良いとカタログに書いてありますし、それ以上開けることによって放熱効率が良くなり(消費電力の測定では5cmの隙間を空けています)、更なる省エネ効果が期待できます。
 但し、隙間を開ければ開けるほど効果はあるといっても何十センチも開ける余裕のあるご家庭は少ないでしょう。ですので、側面はメーカー推奨値の2倍、背面はメーカーの推奨値、上には物を置かない、で電気料金を節約しましょう。更に年に一度でも構いませんので、掃除をしましょう。特に背面に埃がついていると放熱効率が悪くなるようです。

プラズマから液晶へ

 我が家で最も電気を消費している家電製品はプラズマテレビでした。
 1時間あたりの消費電力はリビングのエアコンと双璧を成していますので、さすがに夏場の1か月あたりの消費電力は(使用時間の長い)エアコンに負けますが、エアコンは夏場だけしか稼働していませんので、年間消費電力量はプラズマテレビがダントツとなっています。
 その金額は何と23490円(1957円/月)とはじき出されています。

 本当4年前に購入した時も電気料金の懸念はありましたが、その時の液晶テレビはまだ倍速表示がほとんど実装されていませんでしたので、動きの激しい画面での綺麗さが雲泥の差だった上、同じ大きさならプラズマテレビより5万円程高かったことにより、プラズマテレビを選択しました。
 また、当時の液晶テレビの消費電力は200Wくらいありましたので、本体価格の差を電気料金の差で埋めることが出来ないと当時は判断しました。

 ところで、取扱説明書の仕様では(4.5時間使用した場合の)年間消費電力量が248kWとなっています。しかし、実際にはその倍(9時間)の時間を使っているとはいえ実際の年間消費電力量は939.6kWと非常に大きく、同じ時間使用した場合は約1.9倍とかなり乖離しています。映像モードはスタンダードですし、画面の輝度も真ん中にしているにも関わらずです。
 ネット上の情報を見ていますと、似たような疑問を抱いているユーザーも多いようです。液晶テレビでは年間消費電力量の乖離がなく、また、液晶テレビは最大消費電力が仕様の消費電力として記載されているだけに、なぜプラズマテレビだけこのような現象を放置しているのでしょうか?
 プラズマテレビは明るさによって大きく消費電力が増減し、例えば画面が明るい番組(バラエティ)などを見ていると400W前後に達することがある一方、ホラー映画などの画面が暗い場面では150W程度まで消費電力が下がります。ですので、もし暗い場面ばかりで計測して年間消費電力量を求めているのだとすれば、それは正しい数値なのでしょうが、それはアンフェアなのではないでしょうか。
 もし、この消費電力のカラクリを4年前に知っていたなら、多少性能が劣っていても液晶テレビの方を選択していたかも知れません。

 さて、そんな消費電力大きいプラズマテレビを消費電力の少ない液晶テレビに買い換える検討をしました。機種選択の基準として、消費電力は本体価格は勿論、現状より不便にならないように、画面がプラズマテレビより小さくならないことが必須な条件となっています。
 その結果、パナソニックのVIERAに決めました。年間消費電力量は98Wとそこそこ少ないものの、一番少ないというわけではありません。ただ、年間消費電力量は輝度をスタンダードにして計測した場合なので、メーカーや機種によって画面の明るさに結構な差が生じますが、私が選んだ機種はスタンダード時の明るさが比較的明るめなので、年間消費電力量が大きく上ブレすることはないと判断しました。

 この機種にすると、同じ使い方をすると年間消費電力量は196Wとなり、18590円/年(1549円/月)の節約になります。購入費用(62300円)を投じても約40か月で元が取れる計算となりますので、購入に踏み切りました。
 因みに実測では294円/月しか電力料金が発生しておらず、節約される金額は19958円/年(1663円/月)と拡大しています。この調子だと元が取るまで38か月と短縮しそうです。

時間帯別電灯の検討

 我が家では朝型・夜型が入り交じった生活をしています。ひょっとしてご近所では"不夜城"と揶揄されているのではないかと思ってしまうほどです。
 当然夜間に電気を使う割合も高く、ひょっとしたら電気料金メニューを従量電灯から時間帯別電灯にシフトさせた方が電気料金が安くなるのではないかと考え、早速シミュレートしてみました。
 時間帯別電灯というのは夜間帯の電力量料金を通常の6割引にする代わり、それ以外の時間帯の電力量料金を1~2割ほど割増にする電気料金メニューです。

 全ての家電製品毎に昼間・夜間の使用割合を1つ1つ算出した結果、基本料金を含めて7.4%程安くなるという答えが導かれました。しかも、夏場の場合はやや割合が落ちるものの、7.1%減となり、金額ベースでは更に1000円以上安くなりそうだと算出されました。
 これは得かも!と思っていたのですが、先にすべきは無駄な消費電力の見直しだと思い留まり、先にそちらを片付けました。(それに関しては今まで話した内容+今後明らかにする内容です。その結果が2012年5月分時点で20%以上の電力使用量の節約に繋がっています)

 その後2012年5月分を元に再試算した結果、なんと2.0%電気料金が上がる結果となってしまいました。一応消費電力の多い夏場は3.1%減と算出されていて、年間電気料金も僅かではありますが0.2%減になるため、時間帯別電灯はまだ優勢だとは思います。ですが、更に消費電力を見直すと逆転する公算は高く、最終的には従量電灯のままの方が得だと考えています。

 エコキュートや電気温水器を使用していない一般家庭でも時間帯別電灯がお得になる場合がありますが、その変更に一番ネックとなっているのが基本料金ではないでしょうか。
 従量電灯の契約なら基本料金は安いのですが、時間帯別電灯では最低でも6kVA(使用している家電製品の力率により異なりますが力率が0.83とするなら50A相当)からしか契約することが出来ません。
 ですので、ひとり暮らしで寝に帰っているだけ、という独身者なら時間帯別電灯の方が電力量料金が安いことが多いですが、この基本料金がその安さを帳消しにしてしまいます。夜間にある一定の電力使用があってはじめて成り立つメニューとなっています。

 確かに電気メーターは時間帯別に計測する必要があるため高価になりますが、通常の電気メーターとの価格差は(大量納入するならば)3000円ほどしか違いがありません。電力会社は本気で節電に取り組んで欲しいならもっと弾力的な料金設計をする必要があるのではないでしょうか。

LEDシーリング 購入

 照明関係で消費電力が多いのはダントツでリビングのシャンデリア型ペンダントライトでした。点灯時間は15時間/1日に及んでいるにもかかわらず、シャンデリアっぽいデザインを重視した結果、非常に効率の悪い照明器具を購入していたことについ最近まで気が付きませんでした。

 丸形蛍光管は「ツイン管<スリム管<従来管」の感じで消費電力が高くなります。購入した当時はまだ従来管しかなかったので、そこは仕方ありません。
 しかし、この照明器具はインバーターではなかったのです。必ずしもインバーターの方が消費電力が低いわけではありませんが、一般的に明るさが同じならインバーターの方が20%程低くなっています。

 更に蛍光管の大きさが30ワット型だということです。蛍光管は基本的に長ければ長いほど発光効率が良くなります。例えば、30ワット型の丸形蛍光灯の全光束(蛍光管から発せられる光の量)が2100ルーメンに対し、32ワットは2480ルーメン、40ワットは3230ルーメンとなっています。それだけだといまひとつわかりませんが、型=消費電力と仮定した1ワットあたりのルーメンに直すと、30ワットだと70lm/Wに対し、32ワットは77.5lm/W、40ワットは80.75lm/Wとなり、同じ明るさなら10%以上の節電に繋がります。因みに、ツイン管やスパイラル管で長さを稼いでいるのもその理由です。

  種類   明るさ       1ワットあたりの明るさ 
  30W  2100ルーメン  70.00lm/W
  32W  2480ルーメン  77.50lm/W
  40W  3230ルーメン  80.75lm/W

 この3つの理由で非常に効率の悪い照明器具となっています。更にいえば保守率(経年劣化などにより光が器具外に放出される量が減る割合)が悪いせいなのか、あまり明るくありません。そのお陰で調光時でも70Wの消費電力が発生しますが、新聞を読むときなどは全灯にしなければならず、その時の消費電力は130Wにもなります。
 その結果、リビングの照明の電気料金は941円/月にのぼります。おまけに全灯にしてもダイニングの40W+32Wの調光よりも暗いですから相当なものだと思います。

 そこで、リビングの照明器具を買い換えることにしたのですが、熟考(この内容に関しては後日改めて述べます)の結果、アイリスオーヤマのLEDシーリングライトを購入することにしました。
 明るさは思っていたよりは明るく、シャンデリアの全灯がLEDシーリングの10段階中明るい方から5番目とほぼ同じ、シャンデリアの調光が同7番目となりました。この際の消費電力23Wと15.5Wとなっていますので、130Wと70Wと比べるまでもなく激減しています。
 更に副産物として、もっと暗くすることも出来ますので、テレビを見たりするときは一番暗くしても問題ありません。その時の消費電力は6Wとナツメ球(豆電球)の5Wに肉薄する消費電力となっています。

 但し、LEDシーリングに変更してからはリモコンが使えるようになったため、待機電力が0.5W(実際には0.5W以下ですが)発生するようになりました。それでも、電気料金は144円/月と激減し、その差額は797円/月も節約しています。購入価格は11800円でしたので、16か月で元が取れる計算となります。

 また、ここは重要ですが、ダイニングの照明は滅多に使わないこともあり、他の照明と比べても群を抜いて明るく、全灯した場合で比較するとLEDよりも明るいです。ですので、一概にLEDが明るいわけではありません。その辺りも後日述べます。

パソコンの節電

 パソコンは意外に消費電力が大きいです。ノートパソコンだと画面最大輝度で点けていても、アイドル時20W程度の消費電力で済みますが、デスクトップだと省電力タイプでも50W程度、ゲームパソコンなら150Wというものがざらにあります。しかも、いずれもアイドル時の消費電力ですので、高負荷で稼働しているときはその倍になることがあります。更にデスクトップだとディスプレイは別に電力を消費します。

 一番の省エネはパソコンの電源を落とすこと、を強制することはパソコンが生活の一部になっている人にとっては文化的な生活を営んでいるとは言えませんので除外。
 次に考えられるのはパソコンをノートパソコンなどの省電力PCに買い換えることですが、買い換えを考えているなら兎も角、そうでないなら余計な出費が嵩んでしまい、消費電力で元を取ろうとすれば、5~10年の世界になります。元を取るまでに買い換えの時期が来るでしょう。
 次に考えられるのがCPUを省電力のものに買い換えることです。但し、ある程度の知識がなければ出来ません。しかもPCが(ハード的・ソフト的な理由で)起動しないということもありますので、HDDの取り替えより厄介だったりします。

 さて、今までのことは忘れて(ぉぃ)、一円の出費をせずに消費電力を抑える方法を紹介しましょう。

 まずはパソコンの筐体内部の埃を掃除することです。内部に埃が溜まるとCPUなどから発生した熱がうまく廃熱されないため、ファンが高速回転することでそれを補おうとします。その結果消費電力が増えてしまいます。更に熱暴走を抑えきれずにPCが止まったり、抑えるためにPCの動きが遅くなったりする弊害もありますので、掃除は避けて通れません。
 掃除のタイミングは環境に大きく左右されますが、早ければ1~2か月で埃まみれになりますので、一度も掃除したことが無いという方は一度点検されてみてはいかがでしょうか。

 次に簡単に出来ることと言えばUSB機器の見直しです。流石にマウスやキーボードを外すのは利便性を大きく損ないますので無理ですが、その他の機器は使うときのみUSBポートに差し込むといった感じで問題ないと思います。
 因みにUSB機器による大凡の消費電力は次の通りです。(実測の範囲ですので、機器により上下します)マウス0.49W~0.5W、キーボード0.5W~1.5W、USBメモリー0.6W~1W、外付けHDD(パスパワー)3W(※)、USB無線LANアダプタ2.5W。
 尚、セルフパワーの場合は0Wとなっています。但し、デジカメ等を接続すると電池を消耗しますし、HDDを接続するとACアダプタから数ワットの電気が供給されてしまいますので、やはり必要のない時は外しておきましょう。

※本来なら2.5Wの筈なのですが、測定すると何故か3Wです。更にデバイスマネージャを見ると何故か2mA(0.01W)となっています。複数の外付けHDDで複数のポートでこの現象が起こっています。この理由を誰か教えてください。

待機電力の見直し

 消費電力を一番手っ取り早く見直すものに、待機電力(機器が非使用状態、若しくはリモコン等からの入力待ちの時に、コンセントから定常的に供給されて消費している電力)があります。
 待機電力というものは案外馬鹿に出来ないもので、一般家庭の消費電力の約6%を占めているといわれています。

 我が家でも把握できている範囲だけでも6%ぐらいを占めていますが、実際にはもう少し多い可能性もあります。しかし、ビデオの予約やテレビなどのリモコンで電源が入るようにしているものに関しては、待機電力を減らすことが出来ません。
 しかし、それでも減らせるところを探し減らしてみると、結構無駄に待機電力が発生していることがわかり、以下の家電の消費電力をゼロにすることに成功しました。

 この1年使われていない家電製品 VHSビデオデッキ
 CDコンポ
 ワープロ
 テレビデオ
 112円
  57円
  24円
 149円
 夏季以外使われない家電製品 エアコン  62円

 その結果、計404円(夏季は342円)の節約になりました。
 その一方で、先述のテレビやHDDデコーダは待機電力が減らせないですし、毎日使う炊飯器は月5円を節約するためにコンセントを抜き差しして、その結果物理的ダメージを与えては本末転倒ですそれでも待機電力の削減を目指すなら100円ショップなどでも売られている節電タップを増設するという手もありますが......。

 それ以外にも待機電力とは呼べないような待機電力も存在します。例えば電話機やモデム・ルーター等です。ただ、電話機だと子機や留守番電話・FAX機能が使えなくなりますし、モデム・ルーターはインターネットやWi-Fiは勿論、電話も使えなくなる等のデメリットがあるため常時点けっぱなししなければいけないんですよね。それに、実はサーバーみたいなことを常時動かしているので、モデムやルータの電源を切ることが出来ません。もし、それらを睡眠時だけでもオフに出来るのならば月120円(機器の消費電力合計20W、8時間オフの場合)の節約になりますので、電源が切れる環境にあるのなら節電に取り組めると思います。

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