2012年8月アーカイブ

エアコンの設定温度

 省エネのためにエアコン設定温度を1℃あげるだけでも効果的だといわれています。1℃あげるだけで10%が削減されるなどいわれていますが、実際はどうなのでしょう。

 部屋の大きさ、外気温、設定温度、性能などに左右されるため一概には言えませんが、効果は結構あります。1℃あげると20~30%ほど削減されることもあります。
 私が実験した具体的な電力使用量でいうと、外気温32.6℃の時に28℃の設定にすると150Wだった消費電力が29℃の設定にすると110Wになり、40W下げることが出来ました。
 しかし、当然不快指数も上がってしまいます。

 そこで体感温度を下げるために扇風機を併用するという考え方が至極当然のようにいわれていますが、実際にはどうなのでしょうか。

 結論から言えば「NO!」です。

 前回の扇風機について述べさせていただきましたが、普通の扇風機は弱風でも約30Wの電気を消費します。しかも、消費電力が相殺されるだけでなく、他のデメリット(扇風機のメンテナンス(掃除)や設置場所の確保、コードを踏んだり引っかけたりしないための対策など)を考えるなら、素直にエアコンの風量を上げる方が効果的です。
 実はエアコン風量を最大に上げても1~3Wしか増えません。ただ、最大にすると室内機が多少うるさくなりますが、それは扇風機とて同じことです。

 結論:エアコンの設定温度を上げると同時に風量を増やして体感温度は変えない。扇風機などは基本的に不要。

扇風機の節電

 冷房の電気使用料もばかりならない、節電に協力したい、ということで、エアコンを控えて扇風機を使う方が多くなっています。
 実は私もその一人です。昨年までは室温30℃~31℃(日中の場合)以上で使っていたのですが、今年は33℃でも使っていません。しかも、何故かそれが家族中に浸透してしまっています。そのお陰か、この夏の電気使用料がかなり抑えられそうな感じです。
 当初のコンセプト(家人の使用環境を変えない)に抵触する感じがしないでもないですが、自主的に行っていますので......

 ところで、我が家は室温が高く推移する傾向にあり、昼間こそは最高気温を上回ることはない(気象庁発表で37℃でも35.5℃とかな)のですが、最低気温はえらいことになっており、気象庁発表で25℃とかでもリビングで29℃とかになっています。
 更に、私の部屋に至っては31℃!もはや熱帯夜どころの騒ぎではありません。そのお陰か、エアコンを点けて寝る際は設定温度を29℃にしても快眠することが出来ます。
 因みに私の部屋は風通しが悪いとは思えません。が、何故か熱が籠もるようです。

 さて、流石に34℃とかの時に扇風機もなしに凌げるわけはありませんので、流石に扇風機は使っています。
 その扇風機の消費電力ですがエアコンよりは安いのは確かです。しかし、意外にも思ったよりは安くはありません。
 普通の扇風機の消費電力は機種により多少異なりますが、だいたい強風で45W(約1.1円)くらいです。じゃあ、弱風は?となれば風の威力を考えれば10Wくらいが妥当だと思いますが、実は30W(約0.7円)くらいも電力を消費します。
 これは通常の(交流)扇風機が弱風を作り出すのが苦手だからです。

 なお、最近話題のDC扇風機や羽根のない扇風機、はたまたエアコンの送風などでの弱風の消費電力は直流に変換しているため、5W(0.12円)程度の消費電力に抑えることが可能となっています。
 ですので、普通の扇風機で涼を取ろうする部屋にエアコンがあるのなら、エアコンの送風の方が消費電力が少なくてお得です。

 ところで、扇風機の消費電力を抑えようとして、DC扇風機に買い換えようと思っている方はちょっと待ってください!先程説明したエアコンの送風で代用が出来ますし、どうしても扇風機が欲しいと考えているのなら、あと2~3年は待ってください。
 何故ならDC扇風機は構造上通常の扇風機と製造原価はそれほど差がありません。にもかかわらず、現状では消費電力が低いという付加価値があるだけで高い値段で売られています。他の電化製品でもそうですが、こなれてくれば必ずや価格は下落します。今すぐ必要に迫られているわけではないのであれば、代用品で凌ぎましょう。 

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